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IDEALIST


ウェンディ・レオ・ガルア(Wendy Leo Garua)

・age/24 ・tall/178 ・weight/56 ・blood type/AB ・birthday/2.5

・蛇眼

 

 "参謀部"を興し、初代参謀長の座に就いた薄命の鬼才。

 内政と軍事両面で多大な功績を残したことから、「双頭の蛇(double-headed snake)」と渾名された。


【経歴】

 父マルコスと、愛人の高級娼婦マドロンの間の子で、親族から疎まれて育つ。妾腹のため母方の実家で育てられるが、母の愛を一身に受けて育ったため、明るく前向きな性格になった。

 病弱児として生まれるも、10代半ばから症状が好転し、積極的に世間に出て知識と経験を積んだ。生涯の相棒ドナート・カルカッシと出会ってからは、更に精力的に政治に関わる様になり、当時の女帝ローズモンドの信頼を得、参謀・宰相として重用される。

 深刻化するアベル系ガルア家、パブロ系ガルア家の軋轢を緩和した人物でもある。パブロ系の兄エスタバン、アベル系の弟妹フラスキト&パストラの仲を取り持ち、両家の橋渡し役となった。


【性格】

 本人の性質は、非常に好奇心旺盛で行動的。天性の鋭さと観察眼を持ち、現実の厳しさを理解していながらも、あえて理想を掲げるカリスマ的存在だったとされる。


【家庭】

 20代後半には、時魔導元帥ブーケの妹リュシーと結ばれた。彼女を生涯の伴侶とし、深く愛していたことでも知られる。



ドナート・カルカッシ(Donato Carcassi)

・age/30 ・tall/186 ・weight/85 ・blood type/B ・birthday/5.19

 

 ウェンディの友人。傭兵団長から警備隊総隊長となり、生涯ウェンディを支えた男。


【経歴】

 南部の貧しい農家の出身。傭兵として生計を立てていたが、平定事業の際帝都に上り、ウェンディと知り合う。

 しばらくは彼の護衛や補佐をしながら生活するが、参謀部と共に創設された"帝都警邏隊"の初代総隊長に任命される。

 以降は帝都の犯罪検挙や治安維持に努め、国家への忠誠と国民の安全を掲げ奔走した。


【性格】

 野心を秘めた洒脱な色男。頭の回転が速く、時に狡猾に立ち回るが、身内や信頼する人間には情に厚い面を見せる。なんだかんだ常識的なため、ウェンディや仲間達に振り回され苦労することも多かった。


【家庭】

 精悍な容姿ゆえ女性にモテたそう。が、その分スキャンダル的な騒動も目立ち、二度離縁した。